原始反射の種類とその影響

発達段階に応じて少しずつ消失する原始反射をまとめました。これらが残存していると物理的活動および精神・感情・感覚・思考面が存在します。歩行反射やパラシュート反射など、消失しない原始反射については省略しております。

原始反射考えうる状況
緊張性迷路反射・頭を真っ直ぐに立てている事が難しい
・上を向いたり下を向いたりした時に少し気持ち悪い
・立ち続けているのが苦手
・首が凝る、首が痛い、辛い
・ 猫背である
・高所恐怖症
・注意力が不足している気がする
・短期記憶が出来ない
・頭が動かない
・言葉が上手く出ない。言語スキルが低いと感じる
・乗り物酔いをしやすい。バランス感覚の問題がある
・表情が乏しいことがある
・疲れやすい
・腕を上げるのがしんどい
・出来るはずのことや出来るかもしれないことを「出来ない、自分には無理だ」とすぐ思ってしまう
ランドー反射・お腹が前に出ている立ち方
・首や背中の筋肉が弱い
・膝が悪い
・姿勢が悪い
・注意力や集中力の欠如
両生類反射・足の緊張
・下半身がぎこちない
・平泳ぎが出来ない
対称性緊張性頸反射・肩こり、首こり
・姿勢が悪い
・机に向かって本を読んでいる時に手で頭を支えたくなる
・足を延ばした状態で座るのが苦手で、足を折り曲げたくなる
・骨盤の歪み
・遠近の調節が苦手
・パソコンをしたり、文字を書いていると首が非常に疲れる
・ 文章を読んだり書いたりするのが苦手
非対称性緊張性頸反射・手と目の協調の困難
・文字を書くのが苦手、遅い、鉛筆の持ち方が悪い
・黒板の文字を写すのが難しい
読んでいる文字や列をすぐ見失う
(どこを読んでいたかわからなくなる)
キャッチボールが難しい
正中線をまたぐのが難しい
(例えば、右利きの場合、ノートの左側に書くのが困難)
視覚トラッキングの発達を妨げる
(トラッキングは、読んだり・書いたりするときに必要な目の動きのこと)
バランス感覚が阻害される
体の左右を別々に動かすことが難しい
利き手・目・耳が確立しない(学習に大きな問題がでます)
距離の認識が難しい
スポーツ全般が苦手
大人の場合、慢性の肩こりや首の問題を持つ
ガラント反射
/ペレーズ反射
・自閉的な行動を取る、あるいは自閉症
・パニック発作
・アスペルガー症候群
・摂食障害
・くすぐったがり
・背中が固い
・ウエストを締め付ける服やきつい服を嫌う
・トイレが近い。夜間にトイレあるいはおねしょ
・仰向けで寝られない
・猫背
・過敏性腸症候群・落ち着きがない
・仰向けが苦手
・腰痛
・ぎこちない歩き方
・注意力と集中力に問題
・体の柔軟性や機敏さの問題
バビンスキー反射・バランスが悪い
・運動が苦手。
・偏平足
・走るのが遅い、歩くのが辛い
・体を大きくダイナミックに動かしづらい
・捻挫しやすい
・足の内側あるいは外側で歩いている
・靴を履くと、指を曲げる
・動きたくない。動くのが面倒
・股関節の変形
バブキン反射・細かい動きが苦手
・吃音など発音や発話に問題がある
・顔が敏感で、化粧や、髪の毛や服が顔に振れることが苦手
・字を書くのが嫌い
・指を使った細かい作業が苦痛
プランター反射・立ち続けていられない
・歩いたり走ったりすることも苦手
・足の裏が固くなりやすい
・気が付くと足の指を足裏側に向かって丸めている
把握反射
(パーマー反射
・とにかく字を書くのが嫌い
・字が下手で、手が勝手に動くのに任せる書き方
・鉛筆を持つ手に力が入っている
・鉛筆の持ち方が不適切
・吃音
・指を使った細かい作業が苦痛
引き起こし反射・体の前で、書く、タイピング、縫い物など
 手を使って作業していると非常に肩がこる
・上手く手を使えない
モロー反射・感覚過敏(光、音、色、音、触覚、薬など)
 くすぐったがりも含む
・読書が難しい
・恐いことが起こると過剰に反応し、怒る
・我慢してしまう
・驚いた時に大きな声を出しやすい、あるいはかなりびくっとする
・些細なきっかけで怒り、爆発したときには制御不能
・驚かされるのが大嫌いで、驚かされるとかなり腹が立つ
・暗闇が怖い。 真っ暗だと独りで寝られない。
・人や自分をコントロールしようとする
・攻撃的になることがある
・他人の忠告を肯定的に聞けない
・車の運転時、対向車や後続車の光が気になる
・アトピーなど免疫の問題
・低血糖
恐怖麻痺反射
(原始反射ではない
・心身にストレスがかかるとすぐに固まってしまう
・肩や首がよく凝っている
・腰痛
・ストレス耐性が弱い気がする
・起こっていないことを妄想し、絶えず不安
・質問されても緊張しておかしなことを答えてしまう
・質問されたときにまったく頭が固まっていて反応できない
・嫌なことを言われたときに言われっぱなし、後で腹が立つが
 今更文句も言えないからずっとイライラする
・怖い事や嫌なことを避けたい気持ちが強い
・非常に感情的、涙もろく、落ち込みやすい時がある
・不眠
・嫌われることや変に思われないように頑張りすぎる
・強迫観念か被害妄想(怒られている妄想も含む)
・選択的寡黙(意識的に黙っている)
・息が止まっているか、息が浅い
・いつも疲れている。あるいは非常に疲れやすい
・かんしゃくを起こしやすい
・極度の恐れ
・子供に当たってしまうことがある

原始反射のセッションで他に出来る事 

ワーク対応する状況
過度の感情抑圧の解放・過度の感情抑圧
・感情に反応しないようにするため自分の感情や感覚が
 解りづらくなることがある
 そのため「わからない」と簡単に口に出る
・筋肉が緩く、足が遅い
・呼吸が浅い 
体の調整・原始反射に対して体が抵抗することにより
 引き起こされる、背骨や腰痛、肩こり、
 体のバランスの調整
学習障害支援・読み書きの支援
前頭前皮質の活性化・面倒くさがり。
・たとえば大学に行きたいなら遊ぶのを我慢して勉強しようと
 思えないといけないのに どうしても遊んでしまう
・自分のためにしなければならないことであっても
 始められなかったり継続できない
・将来のことや今すべきことが考えられない
 自制心やモチベーションが上手く自分で上げられない
・自己統制が出来ない
・ADHD、ADD
上半身と下半身の統合
心と思考(体)の統合
・自分で自分の考えや欲しいものが解らない
・優柔不断
・自分や他人の感情が解らず、適切に対応できない
・素直になれていないので想いが叶わない
・誤解されることが多い
・頭で解っている事に心が付いてこない
・やりたいことがあっても実行力がない
・人の意見に流されてしまう